Singapore Design Week 2025 公式プログラムとして「つまみ細工ワークショップ」を開催しました 🇸🇬
— 伝統工芸 × アップサイクル × デザインの力で、日本の美を世界へ —
2025年9月、Palette Japanはシンガポール中心部マリーナ地区の
**Millenia Walk(ミレニアウォーク)**にて、
「Singapore Design Week 2025」公式プログラムの一環として
つまみ細工ワークショップを開催しました。
🌏 Singapore Design Weekとは
「Singapore Design Week(SDW)」は、
シンガポール政府のデザイン庁(DesignSingapore Council)が主催する
同国最大級のデザインフェスティバルです。
建築、ファッション、アート、クラフト、テクノロジーなど、
幅広い分野のクリエイターや企業が集い、
“Design for Care(思いやりのデザイン)”をテーマに
社会課題や文化の未来を考える国際的なイベントです。
その中核会場の一つであるMillenia Walkは、
国内外のブランドやアーティストが出展を希望する
デザイン発信拠点として知られています。
Palette Japanは今回、公式より直接お声がけをいただき、ブースを無償提供いただきました。
👘 シンガポール現地講師たちの活躍
当日は現地在住の認定講師たちがワークショップを運営し、
会場は多くの参加者でにぎわいました。
日本の伝統工芸であるつまみ細工をベースに、
堺注染の染布をアップサイクル素材として活用し、
「伝統 × サステナビリティ × デザイン教育」という新たな形を提案。
偶然、京都から来星中の日本人観光客がブースを訪れ、
「まさかシンガポールでつまみ細工に出会えるとは!」と感動された場面もありました。
海外で日本人に“日本の良さ”を再発見してもらえる瞬間は、
まさに文化の循環を実感する出来事でした。

💡 Palette Japanが「海外から仕掛ける」理由
「日本の手工芸は、海外で評価されてから日本に戻すと
“世界で認められた日本のものづくり”として再び光を浴びる。」
私はこう思っています。だから私は、あえて海外から仕掛けています。
この戦略のもと、Palette Japanは
“海外で火をつけ、日本で価値を再発見させる”循環モデルを構築しようと日々考え行動しています。
🌸 シンガポールから、アジア、そして世界へ
現在、Palette Japanの認定講師は全員シンガポール在住の現地の方々。
それぞれが文化的背景を生かして“日本の美”を再解釈し、
自らの感性でつまみ細工を表現しています。
日本発の伝統工芸が、現地の手によって進化し、
アジア全体へと広がっていく。
今回のDesign Week出展は、まさにその第一歩です。
✨ 今後の展望
このイベントをきっかけに、
Palette Japanは東南アジア各国での文化交流・教育プログラムをさらに拡大予定です。
小さな布の花から、国を越えて人と文化がつながる。
それが、私たちの目指す“未来のクラフトの形”です。
🔗 掲載情報:
Design for care
Singapore Design Week 2025
📍 開催場所:Millenia Walk(Singapore)
📅 開催日:2025年9月14日(日)