代表ごあいさつ
開業のきっかけは、貿易商社時代に趣味で始めたつまみ細工作品でした。海外のネット販売に出品してみると、思いのほか大きな反響を得ることができたのです。
25年以上貿易の仕事を通じて海外に関わりながら感じたのは、海外の人は「日本のモノづくりにとても興味がある」という事。そして、みなさん口をそろえて言われるのは「海外ではなかなか日本の情報が入ってこない」という事です。
私が現在オンライン講座をしているつまみ細工も伝統の職人は激減している工芸です。つまみ細工以外にも、後継者不足、国内市場の縮小などを背景に、衰退しつつある日本の工芸はたくさんあると思います。
近代化の波にのまれて多様なものが大量生産になる中、便利さを追い求めすぎて私たちは「本物」に出会う機会が本当に減ってきました、そこで海外の人に日本の本物を知ってもらい、また日本人にも気づいてもらうきっかけに少しでも力になれればと思っています。
海外から需要を起こして、もう一度復活するきっかけになれば…と願って、2022年からは、自分自身と同じように海外販売をしたい方向けにネット販売のスタートアップ支援を始めました。現在ではかんざし職人、鞄作家、アクセサリー作家、筆文字作家の方の海外販売ネット販売のスタートのお手伝いをしています。
屋号のPaletteJapan(パレットジャパン)は、私たちの届けるモノが「人の心に響くもの」になるように、付加価値を付け、時には混ぜ合わせ新しい価値を作る役割、つまり 「パレット」になりたいという想いで名付けました。
長年働いてきた商社での「大量生産」への疑問から、既存の形にとらわれず、柔軟な発想で、海外向けのチャレンジを応援したいと思っています。
PaletteJapan代表 太田 智子
<沿革・実績>
2016年 | 約28年間機械メーカーや繊維商社で輸出入にかかわる貿易全般に携わる。 会社勤務のかたわら、ちりめん生地に興味をもち「つまみ細工」を趣味ではじめ、 少しずつEC販売を始める |
2018年 | 個人事業主としてPaletteJapan(パレットジャパン)を開業、 本格的に日本の和風小物 (自作のつまみ細工等)を海外へECサイトから販売。 現在、全サイト合計オーダー数6000を超え、 高評価が1500件を超える欧米からリピーターが多いサイトへと成長中。 |
2019年 | つまみ細工オンライン講座を開始 。 |
2020年 | 2~4月・国内留学生向けつまみ細工ワークショップ開催。 |
8月・伝統工芸であるつまみ細工を世界広げるため 国際つまみ細工協会設立の立ち上げをサポート。 | |
2021年 | 約25年の貿易経験をもとに企業から依頼を受けるようになり輸出入アドバイスを開始。 手工芸等のモノづくりを中心とした海外ネット販売スタートアップ支援を開始。 現在 かんざし職人や鞄作家、アクセサリー作家など海外にネット販売したい人を サポートしている。 |
2022年 | 弊社手作りのつまみ細工が堺市ふるさと納税の返礼品として採用される。 (ふるラボ、ふるなび、ふるさとチョイス、auふるさと納税、ANAなどで出品中) ふるさとチョイスサイト |
2023年 | 堺市西区役所 注染・和晒 展示・販売・実演見学会にて ピンセット要らずのつまみ細工キット「花いろは」販売開始 |
<メディア掲載・講演>
2020.12 | 事業ステップアップコンテスト金賞受賞 「日本の伝統工芸を世界へ」 |
2020.12 | FM千里ラジオ出演 番組名「今、何かを始める時~女性ビジネス最前線」 |
2020.2 | Scube Biz-Showcase 登壇 「伝統工芸つまみ細工を世界へ」 |
2022.8 | 弊社手作りのつまみ細工が堺市ふるさと納税の返礼品として採用 |
2022.10 | 和歌山県と公益財団法人「わかやま産業振興財団」が主催 「わかやま創業スクール」で先輩起業家として登壇 |
2023. 1 | 第4回創業ビジコン ビジネスプランコンテスト2022 優秀賞+南海電鉄賞受賞 「堺の伝統注染 と 伝統工芸つまみ細工を世界へ |
2023.7 | 堺市商工会議所主催 女性創業応援セミナーに先輩創業者として登壇 |
事業所概要
屋号 | PaletteJapan(パレットジャパン) |
代表 | 太田 智子 |
所在地 | 大阪府堺市北区長曽根町130番地42 さかい新事業創造センター 303 |
開業 | 2018年4月 |
資本金 | 100万円 |
事業内容 | 海外向けECサポート、海外貿易アドバイザー、つまみ細工講師 |